2016年11月08日(火) 「人から出るもの、これが人を汚すのです」マルコ7:20
「人から出るもの、これが人を汚すのです」マルコ7:20
「外側から人にはいって来る物は人を汚すことができない。という ことがわからないのですか」と御言葉が言っている。外側からのも のは、私たちをどうこう出来ないと。「人から出るもの、これが人 を汚すのです」と。自分から出るものによって、平安が無くなり、 苦しくなる。外側のものによって平安を奪われ、苦しめられるので はない。 自分の心から、内側から「悪い考え、不品行、妬み、殺人、姦淫、 貪欲、よこしま、欺き・・」が出て来て、人を汚すと。例えば、偉そ うな上司に腹が立つ。怒りと裁く思いが込み上げて来る。その上司 がいると、イライラして情緒不安定になり、平安が無くなる。偉そ うな上司が悪いと思うし、そう見える。しかし、外側のものは関係 がない、自分をどうこう出来ないと言っている。 偉そうな上司は、自分の平安を奪うことはできない。だが、自分に は、実際平安が無い。つまり自分を苦しめているのは、上司ではな く、自分の心の底に潜む裁く思い、憎しみ、怒りだと言っている。 心が辛い、本当の原因は自分の罪によることになる。 「上司が悪い、同僚が悪い、近隣のあの人、この人が悪い」と人を 責め、周囲を裁いて行く時、全く解決が無い。ずっと同じ事を繰り 返し、自らの心には平安も喜びもない。主のもとへ行こう。主は平 安のありかを示し、平安の道筋へと導いて下さる。自分と神様の関 係が正しければ、環境に関係なく平安であり、また御心ならその状 況を変えて下さる。 ・・・・・・・・・・ 相手に非がある時、どう見ても、相手が悪いとしか見えない。しか し相手の事は、それは相手の問題であり、自分には関係がない。だ のに自分に平安がない。それは自分が裁いたり、又、思い煩ったり、 自分の内側から出ているものが問題だ。主のもとへ持って行こう。