2017年03月09日(木)

「あなたがたは、古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を来たのです」コロサイ3:10


赦せない相手がいると、時間があれば、その相手の事を苦々しく思
っている。腹の立つ相手がいると、絶えず思いに上り、場面を思い
起こしては怒りを沸き立たせる。忙しくて、目の前の事に集中して
いる時は、忘れているが、ふと我に返ると、怒りが燃える。繰り返
し〃思いに上り、自分で怒りをモンスターにして行く。

又、傷つけられた相手に、仕返しをし、復讐をする、肉の狡猾さは
驚くばかりだと言われている。巧妙に、ずる賢く、わからないよう
に仕返しをする。“人の心は何よりも陰険で、それは直らない。だ
れが、それを知ることができよう”と言っている。ある人が、姑に、
きつく当たられて辛い思いをしていた。涙もしばしばだった。

しかし彼女も言った。「私は罪人。しっかり巧く仕返しをしていて、
私も姑をいじめていた。ひどい罪人。悔い改めに導かれた」と。
“彼らは不正をたくらみ、「たくらんだ策略がうまくいった。」と
言っています。人の内側のものと心とは、深いものです”怒り、赦
せない思い、憎しみ、敵対心、これらをしたい放題にするなら、幾
らでも増長させて行ってしまう。

怒り、憤り、悪意を捨ててしまいなさい。悪い欲を殺してしまいな
さいと言っている。上にあるものを求めよ。天にあるものを思えと。
人に腹を立てる時間を、主を思い、主の麗しさを仰ぎ見、恵みを数
えて行くならどんなに良いだろう。悪意を捨てよ。「地上のものを
思わず、天にあるものを思いなさい」。御霊が助けて下さる。
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被害者が容易に加害者にすり替わる陰険な心を持っている。ダビデ
のように弱さ、嘆き、愚痴も主に告げ、その心のまま主よと天に向
けよう。脱ぎ捨てることができる。主が新しく満たしてくださる。