2018年02月06日(火)

「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています」Tペテロ5:8


主は、十字架の時が来た事を知られ、今まで愛し導いて来た弟子た
ちに、「その愛を残るところなく示された」。自分の弟子たちを
「極みまで愛され」「愛し通された」。それで、主は手ぬぐいを腰
にまとい、弟子たちの足を洗われた。そこにユダもいた。今から裏
切るであろう事を知った上で、ユダの足を洗われた。

ユダをも最後まで、極みまで愛し通された。ペテロも主を裏切った。
3度も呪いをかけ誓い「あんな人を知らない」と。そして裏切ったの
はユダとペテロだけでなく「弟子たちはみな、イエスを見捨てて、
逃げてしまった」。弟子たちは皆、主を見捨てて一目散に逃げた。
それも予めわかった上で、主は愛し通され、皆の足を洗われた。

そして主の死後、ユダはひどく後悔したが、主のもとへは行かず、
主に頼らず自分で片をつけた。ペテロも同じく後悔したが、主のも
とにとどまり、悔い改めた。他の弟子たちも復活の主のもとへ戻
って来た。「ユダにサタンが入った」とあり、悪魔は勝手に入れな
い。ユダは悪魔の方を選んだ。徐々に心を開き受け入れた。

主はユダを愛されたが、ユダは主を選ばなかった。自分の思いの主
と違ったのだろうか。主のそばで3年間、御言葉を聞いた。主のわ
ざも見た。御言葉も知った上でのユダ自らの意志だった。ペテロは
後に「悪魔が食い尽くすべきものを捜し求めて、歩き回っている」
と。悪魔との戦いであり、目を覚まし祈っているよう警告している。
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目を覚ましていなければ、すぐにサタンに心を開いてしまう、そう
いう危うさがある。「なぜ、眠っているのか。起きて誘惑に陥らな
いように祈っていなさい。」祈りで勝利しよう。