2019年10月09日(水)

「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません」ガラテヤ5:16



ある人が、怒りっぽく、短気なことに悩んでいた。とにかくすぐ
にカッカとなる。ちょっとした事で、怒りが噴き出す。イライラし
出すと、もうおさまらない。あれもこれもと次々と連鎖して、腹が
立って仕方がない。そうなると普段ならどうも無い事まで腹立たし
い。どうしても一番近い家族に当たってしまう。甘えがあるからだ。

当然のごとく嫌な空気にしてしまう。暗い、重苦しい、嫌な雰囲気
になる。冷静になると、またやってしまったと落ち込み、自己嫌悪
に陥る。反省するのだが直らない。心を決めて、主の御前に行き、
ことごとく告げて、真剣に助けを求めて祈った。祈る中でイライラ
する時、自分は激しく「怒りたい」と思っている事に気づかされた。

怒りたくないのでなく、怒りたい。その最も自分の弱い所に、サタ
ンの攻撃が来ている事を教えられた。御霊に導かれている時は、自
分に余裕があって、同じ状況でもイライラしないし、カッとしない
事にも気づかされた。主と共に歩み、心に平安と喜びがある時は、
短気にならない。落ち着いて相手を受け止める事ができる。余裕が
あるのだ。

状況や相手ではなく、「自分の問題」だと示された。主との親しい
交わりの中で、御霊に導かれて歩む時、心に平安と喜びがあり、主
と共に対応できる。その時、状況に、相手に反応するのでなく、意
志をもって行動して行ける。自分がどうこう頑張るのでなく、日々
に御霊に導かれて歩むことが大切と教えられた。
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本当の本音は肉に負けてしまう弱い自分が好きなのではないだろう
か。でもそのようなものから何も良い実を得なかった苦い経験もし
ている。決断して霊により歩もう。