2021年08月09日(月)

「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいがもし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう」マタイ6:22



目が健全なら全身が明るく、健全で、正しくものが見える。主に喜
ばれるように、天に宝を積む事ができる。目が悪いと全身が暗いと
言っている。目が悪いと、地上の事しか見えない。欲に走り、貪欲
に陥り、どこまでも地上の富に、所有物に固執する。又、人がサン
グラスをかけると、見える景色は、そのメガネの色に見える。

セロファンを目の前に置いて、周囲を見ると、赤、青、黄色と、置
くと、それらの色に見える。そのように自分の強い思いがあると、
その思いがメガネやセロファンとなる。自分の思いの色で、物事を
見る事になる。自分の思いが、事実の前にふさがっている状態にな
る。自らの思いがおおいとなり、事実を正しく見る事ができない。

嫌な相手がいたらどうだろう。「偏見」というメガネがおおいとな
り、ありのままが見えない。又、強烈な願望があればどうだろう。
そのメガネで見て行くと、強い欲望に支配されてしまい、正しく見
えない。又、「ねばならない」の律法も、おおいとなる。辛く、苦
しくてたまらない。又、自己中心のメガネはどうだろう。自己中心
は、自分の損得で生きる。自分が第一で、自分の栄光を求め、栄光
を自らに帰す。

又、自らの非、罪を認めない事もおおいとなる。主に向き、様々な
おおいをそのまま主に告げよう。そして罪を悔い改める時、目のお
おいは取り除かれる。妨げが除かれる時、はっきりと見える。そし
て主が語られる御言葉がわかるようにされる。
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自分の心は目の前の状況に簡単に影響され、目におおいがかかって
いるかも知れないと、いつも覚えていたい。正しいと思い込みやす
い者だ。へりくだって主に祈り、主に尋ねていこう。