2021年10月07日(木)

「今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの人々に与えようとしている地に行け」ヨシュア1:2



出エジプト後、40年間、荒野を旅をした民は、ついに約束の地を目
前にする所まで到達した。モーセ死後、主は、ヨシュアを立てられ
た。そして「今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン
川を渡り、わたしが・・与えようとしている地に行け」と命じられ
た。「あなたがたが足の裏で踏む所は・・モーセに約束したとおり、
あなたがたに与えている」と。

主は、その地を民にすでに与えていると約束されたが、実際に自分
のものとするには、「足の裏で踏む」つまり具体的な行動が必要だ
った。民は、その土地を、戦い、勝ち取って行かねばならなかった。
ただ待つだけで、祈っているだけで、もし具体的行動が無ければ、
それを所有する事は出来ない。

実際に入って行き、足の裏で踏む必要があった。これこそが「信仰」
であった。私たちの信仰生活も同様だ。主は、私たちに約束を与え
て下さる。それを現実に所有するには、約束の言葉を受け取り、主
を信じ、行動しなくてはならない。その時、約束を現実に手に入れ
る事になる。

約束は与えられているのに、この実行に欠けるため、多くのものを、
まだ所有していないだろうか。あなたも、主が下さる地に「今、立
って、行け」と言われているだろうか。祈りの座から立ち上がって、
実際に行動を起こせと。そうであれば信仰もって踏み出そう。主の
約束が現実のものとされ、手にする。
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出来るかと自分の内ばかり見ているだろうか。主が前進せよと言わ
れるなら、出来るようにしてくださいと祈ろう。主の約束を手に示
しに従おう。