2022年06月08日(水)

「・・戦車と騎兵は非常におびただしかったではありませんか。し かし、あなたが主に拠り頼んだとき、主は彼らをあなたの手に渡さ れたのです」U歴代16:8



アサ王は最初はよく主に従った。偶像を除き去り、主の祭壇を新し
くした。アサ王の心は主と一つであった。しかし、アサとイスラエ
ル王バシャとの間に戦いがあり、バシャによりラマという所が奪わ
れた。包囲状態となり、その時にアサ王は、主に拠り頼まず、アラ
ム王ベン・ハダデに同盟を求めた。

前回、クシュ人が100万の軍勢と100万の戦車で攻めて来た時には、
主に拠り頼み、主によりクシュ人に勝利を経験したにかかわらず、
今回は主ではなく、財宝を提供してアラムに頼った。ベン・ハダ
デは町々を打ち、ラマを打ち取り、ユダ側に要塞を作った。

戦いは勝利し大成功だった。しかし、預言者ハナニは「あなたは
愚かなことをした。今から、数々の戦いに巻き込まれる」と告げ
た。主は間違っている時に、人を遣わし警告される。表面的に見
れば、大成功したが、主の御心からはそれていた。

私達も外側、うまく行っているからOKではない。主の御心かど
うかが最も大切だ。それからアサは重病になった。だが彼は「主
を求めないで、医者を求めた」とある。そして死んでしまった。
的はずれな方向にそれて行った。罪を悔い改めないなら、どんど
んはずれて行く。

私達も、危機的状況が来た時、主ではなく、自分の力と知恵に、
又、人に頼っていないだろうか。誰しも、目に見えるものに頼る
弱さがある。見えるものは大きな影響力がある。だが拠り頼むべ
きは、主だ。必ず導きを与え、助けて下さる。
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表面は上手くいっていても主の御心と一致していなければ、心
は主から離れている。主の警告にきづければ幸いだ。悔い改め
主から離れずにいよう。