2022年11月08日(火)

「・・ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、 御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないこ とがありましょう」ローマ8:32



ある人の会社が、突如の倒産となった。給料も滞っていた中、途方
に暮れた。月の様々な支払いはどうすればよいのか。貯えはほとん
ど無い状態だ。「神様!」と見上げた時に「わたしは決してあなた
を離れず、またあなたを捨てない」との言葉が心に臨んだ。
主の語りかけで、励ましだった。

不安と恐れでいっぱいの心に、ポッと灯がともったようだった。主
を近く感じ、嬉しかった。更に祈りを重ねる中で、主がおられるか
ら、大丈夫だと思えた。不安な心が主のゆえに、落ち着きを取り戻
せた。そして一つ一つの御言葉により、大変励まされた。今、主が
共におられる。愛して下さっている。

主にはしようとしておられる事がある。ご計画がある。災いではな
く、平安と将来と希望のための出来事だ。万事益とされる。この事
態も必ず益と結果して行く。続けて祈っていると、不思議が起き
た。以前、大変親しい親戚の結婚の必要ために、その時、使わない
お金を用立てていた。やっと用意できたのでと、感謝と共に返済さ
れて来たのだ。

まとまったお金だったので、すべての支払いが滞りなくできて、当
座の必要もまかなえた。祈りの答えに驚き、主に心から感謝した。
その後しばらくして、次の職が与えられた。突然の困窮の事態が、
返って主を知る恵みの機会とされた。私たちも様々な事が起きる
が、目の前の出来事には意味があり、ご計画があり、万事益とされ
る、決して見放される事はない。信頼を向けよう。
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御子をさえ惜しまずに与えてくださった方が、他のものを惜しまれ
るだろうか。不安の中では最悪を考えてしまうが、必ず主は最善を
与えてくださる。