2022年12月09日(金)

「何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配する のはやめなさい・・天の父は、それがみなあなたがたに必要である ことを知っておられます」マタイ6:31



心配症で、思い煩いに悩まされている人は多い。起こるかも知れな
い事を想像して、不安になり思い煩う。不安材料を集め、現実であ
るかのごとくに、最悪のシナリオが出来上がる。しかしそれは妄想
ーだ。現実に起きていないのだから、主も、そんな架空のものをど
うにも出来ない。思い煩いを選択している自分の問題だ。

明日の事は私達にはいっさいわからない。誰にもわからず、見えな
い。しかし主を信じる私達は、明日に恐れと不安ではなく、主の愛
を見る。明日は、主の愛に包まれ、主の配慮とご計画の中にあり、
御手の中に堅く守られている事を信じる。見えない明日に、不安や
恐怖ではなく、主を見、主の慈しみを信じる。これが信仰だ。

主の愛を信じて歩む時に、思い煩いの亡霊に惑わされない。そし
て、「神の国とその義を第一に」神第一を心に据える事だ。自分を
第一、神を第二、第三にする事から、秩序が狂い、混乱が生じ、不
安、恐れ、思い煩いが生じる。自分を中心に据えるなら、不安と恐
れに支配され、あらゆる事が不安で仕方なく、思い煩いとなる。

自分で自分を支え、守らねばならないからだ。主を第一にするな
ら、主が全責任を取って下さる。そこから世にはない御霊の平安と
喜びが来る。今、あなたの優先順位はどうなっているだろう。あな
たを誰よりも心配していて下さる主がおられる。その主を信じ、主
にゆだねて歩もう。そう出来るよう祈ろう。
------------
心配事、思い煩いへの解決方法がはっきり示されている事はなんと
幸いだろう。神の国のご支配の中に置かれている。主が与えてくだ
さる明日を信じ、喜んで今日を生きよう。