2025年06月07日(土)

「もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたが たは、柔和な心でその人を正してあげなさい」ガラテヤ6:1


他人が過ちに陥った時、御霊の導きのもと、柔和な心で正すよ
うにと言われている。過ちを犯した人に、いら立ったり、自業自
得と裁いてしまったり、受け入れ難くなりがちだ。自分にも肉の
性質があるからだ。しかしそのままに放っておかずに、その人
を正してあげなさいと言っている。

「御霊の人であるあなたがたは」とあり、その時は、まず自分自
身が、御霊に導かれている必要がある。自分の肉の思いで、正
すのではない。「また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつ
けなさい」とあり、自分もいつ誘惑に陥るかわからない弱い者で
ある事を覚えよう。自分がその立場になれば、同じようになって
いたかも知れない。

へりくだって、自分の心を御霊に探って頂き、まず自分の罪を
悔い改め、よくよく祈り、御霊からの導きを受け取ることが大切
だ。その時、自分の思いや自分の力でなく、御霊が、この対応
を導かれるとの平安が来る。そしてよく整えられ、「柔和な心で」
が大切だ。ただ罪を責めるのでなく、「愛をもって真理を語」れと。
その人の立場に立って考えることだ。

相手を思いやる気持ちで接する時、御霊が働かれて、初めて相
手の心に届く。御霊が、相手に罪を示し、悔い改めへと導かれる。
姦淫と殺人の罪を犯したダビデに、ナタンが対応した。ただ責め
たのでなく、例え話によりダビデに考えさせた。御霊が、罪を指
し示され、ダビデは悔い改めへと導かれた。もし御霊の示しが
あるなら、従おう。自分の力ではなく、御霊が働かれる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
御霊が、相手に忠告するよう示されるなら、御霊が事をされる。
相手の心にも働かれる。すぐその場で解決にならなくとも、相手
は考えることになり、導かれる。御霊の導きがすべてだ。示され
るなら従おう。主の素晴らしさを見る。