2005年07月09日(土)

「しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」(Uコリント10:12)

「惨めになりたければ、比較しろ」と言われる
ほど比較は愚かだ。比較すると二つの結果が生
じる。人より優れていると優越感に浸り、高慢に
陥る。人より劣っていると劣等感にさいなまれる。
すると、自分を人によく見せようと、自分でない
自分を作る。そして、段々演技している自分と本
来の自分、どちらが自分かがわからなくなる。自
分の本当の気持ちもわからなくなって行く。人を
欺く偽りが自分に返る。優越感は劣等感の裏返し。
どちらも同じものだ。人が基準で、人を見ている
ところから生じる。目を人ではなく神に向けるな
ら、比較から解放されている。あなたはかけがえ
がない存在。あなたにしか出来ない働きがあり、
場所がある。他の誰にも代わりがきかない。
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横ではなく縦、神と自分の関係がすべてだ。自分
に与えられた神のみこころを行い、全うすること
だけを考えて行く時、喜びが与えられ、横が気に
ならない。主との関係を深めて行こう。