2001年07月09日(月)

   「私もまた、あなたがたのために祈るのをやめて、主に罪を犯すことなど、とてもできない」(Tサムエル12:23)

   

 一人の高齢のクリスチャン女性がいた。一人住まいで、
主の言われる通り、明日のことは明日が心配する。労苦
はその日その日に十分あるとの御言葉に従って、明日を
思い煩わないで生きていた。
その日、その日のなすべき事、掃除、洗濯、食事作り、
必要な支払…一日単位で生きていた。高齢で、もうほと
んど主の働きは出来なかった。自らの日常生活がやっと
だった。しかし、彼女には素晴らしい奉仕があった。
家で奉仕に励んだ。それは祈りの奉仕であった。
家族、教会、近所の人々のために祈った。
病気の人達、悩みにある人々、牧師、宣教師、上に立つ
人々、宣教活動、あらゆる事のために祈った。
彼女の一日一日は満ち足りたものだった。
祈りの奉仕により、一日を無駄にせずに過ごせたと満足
だった。私達は何が出来なくても、祈りの奉仕が出来る。
あなたの祈りを必要としている人々がいる。
あなたは誰かのために祈るべきだ。