2007年08月09日(木)

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください」詩篇139:23



アダムとエバは、「目が開け、
神のようになり、善悪を知るよ
うに」なりたくて、サタンにそ
そのかされ、善悪の知識の木の
実を食べた。食べた結果、目が
開かれ、自分たちが裸であるこ
とを知った。今まで神だけを見
ていたが、自分で自分を見るよ
うになった。その見えるように
なった目で、自分を見ると、裸
だった。だからいちじくの葉で
腰おおいを作って隠した。あり
のままの自分の姿を隠し、アダ
ムとエバ、互いに対して隠した。
罪が入ったので、神との関係が
遮断され、自分だけが見えて、
神が見えなくなった。罪の結果、
今まで知らなかった「恐れ」が
入り、神の御顔を避けた。神か
ら隠れるようになった。神から
離れ、神を無視し、自分で善悪
を判断し、自分の力で生きる、
自分が神になろうとする性質が、
罪の結果生まれた。サタンは、
美しさの極み天使の長だったが、
神のようになろうとして、落と
されサタンになった。「自己啓
発」は、神のようになろうと、
自分を神とし、自己崇拝して行
くものだ。自分から始まり、自
分によって成り、自分に至る。
すべて自分だ。自分で自分を探
るなら、ますます暗闇に陥るだ
けだ。「神よ。私を探り」神に
探って頂く必要がある。「いの
ちの泉はあなたにあり、私たち
は、あなたの光のうちに光を見
るからです」。
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神様の前に隠しておけるものは
ない。けれど「神様すべてを探
って下さい」という素直な神様
との関係を保っていきたい。高
慢や陰険な罪から守られる。