2011年01月07日(金)

「しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」Uコリント10:12

私達は、古い性質があり、どうしても人目を気にしてしまう。古い価値観、この世の価値観は、ずっと人との比較の中で生きて来た。人の目に自分がどう映っているかを絶えず意識する。

神の御前でなく、人の目に映っている自分を生きてしまう。そのように生きていると、演技をする。絶えず「人の目に映る自分」を見ているので疲れてしまう。人によく見られようと、自分でない自分、自分以上の自分であろうとする。比較からは必ず優越感と劣等感が生まれる。

そこから競争意識による妬みが出て来る。自分が欲しいものを、所有している相手を妬む。解決の道は、比較を止める事だ。比較さえしなければ、優越感や劣等感、妬みから守られる。しかし、それが難しくて出来ない。

しかし、神が備えて下さった道がある。それは、比較する自分、人前に演技する自分、背伸びをしてよく見せようとする自分、ごまかす自分、それらを主の御前にへりくだってそのまま認めることだ。隠さず、欺かず、逃げずに、自分の本当の姿を、主に告白することだ。

そうする時、主は受け止めて、働いて下さる。みわざをして下さる。解き放たれて、自由にされて行く。正直に告白するなら、神は赦し、すべての悪からきよめて下さる。自分でどうにも出来ないが、神がして下さる。
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今日の一日は神様が私達一人一人に量って与えて下さっている尊い日だ。人との比較により自分を見失わないよう神様と自分だけの関係をしっかりと保っていよう。