2011年03月08日(火)

「すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み」ピリピ3:13


忘れるべきものと、忘れてはならないものがある。神が今に至るまでに与えて下さった祝福、恵み、教えて下さった事、良くして下さった事は決して忘れてはならない。「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」の通りに。忘れてはならない。しかし、忘れるべきものがある。過去の罪、失敗、罪責感で、今もさ
いなまれているなら、それは間違っている。

その罪を悔い改めたなら、神は完全に赦し、二度と思い出されない。忘れると言われる。神が忘れて下さるのだから、赦しを受け取り、前進すべきだ。例え、失敗したとしても、人生そのものに失敗したのではない。誰しも失敗する。弱さゆえに必ず失敗する。失敗しない人は一人もいない。転んで再度立ち上がるべきだ。失敗から学ぶことが大切だ。学べば良い。

アブラハムも何度も失敗し、イサクもヤコブもモーセもダビデも皆失敗した。しかし、彼らはヘブル11章の信仰の人々に名を連ねている。モーセは自力で民を救おうとし失敗した。荒野での40年を通して、砕かれ整えられ、出エジプトのリーダーとして用いられた。ダビデも大罪を犯したが、真摯に悔い改め、赦された。
ダビデの詩篇から受ける慰めと益は測り知れない。私たちは赦しを受け取り、後ろの否定的なものをいっさい「忘れ」、前進しよう。
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過去の罪や失敗をもって来ては意気消沈させるサタンを振り切り、赦しをしっかりと受け取り今日を喜んで生きていこう。それが明日に繋がる。神様の恵みでいっぱいの前を向いて進もう。