2011年07月08日(金)

「立て、主はミデヤン人の陣営をあなたがたの手に下さった」士師7:15


神が、ギデオンに勝利を下さったのは、不思議な方法だった。いなごのように大勢のミデヤン人やアマレク人に対して、ギデオンの兵力は32000人だ。しかし、それでもまだ多いと、最後にはたったの300人までに減らされた。その理由が、イスラエルが自分の手で自分を救ったと言い、神に向かって誇るといけないからと。神に栄光が帰されるためだ。そして武器も、角笛、からつぼ、たいまつだった。

300名の人々が一斉に角笛を鳴らし、からつぼを砕き、左手にたいまつを堅く握り、右手に角笛を握って、「主の剣、ギデオンの剣だ!」と叫んだ。ミデヤン人は驚き、動揺してしまった。角笛を吹き鳴らしている間に、主はミデヤン人の陣営全面に渡って、同士討ちが起こるようにされた。神の超自然の介入があり、神が奇跡をされた。

いなごのように大勢の敵に対して、味方はたったの300人だ。ギデオンはどうだったのだろう。「主はミデヤン人の陣営をあなたがたの手に下さった」神はすでに勝利を約束して下さっている。そこに立ち、御言葉を握りしめ、あくまでも御言葉にとどまり、とどまり続ける事が大切だ。そして言われた通りに、従うことだ。現状を見るのでなく、神の約束を握り続け、信仰に立つ時、神が介入して下さる。人数でなく、人間的能力でなく、神によって勝利はもたされる。
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戦いは自分の思いを成し遂げるためにではなく、主の御心をよく悟り、主が与えてくださる方法を守り、主にあって戦おう。問題が起こったら、すぐに主のもとに行き御心を尋ねよう。