2012年08月05日(日)

「主の指示をあおがなかった。ヨシュアが彼らと和を講じ、彼らを生かして・・」 ヨシュア9:14     

                
ギブオン人が、そのままではイスラエルに受け入れて貰えないので、計略を巡ら
した。変装し、ボロボロの格好をし、古びた物を持ち、遠国から来たと偽った。
そして、身を低くし、盟約を結んでくれるよう頼んだ。

ヨシュアが和を講じた3日後、実は彼らが近くの者で、自分たちの中に住んでい
る事を知った。だまされた事を知ったが、主にかけて誓ったゆえに、彼らに触れ
ることは出来なかった。その誤った判断をした時に「主の指示をあおがなかっ
た」。

祈らないで、御父と相談する事なく、勝手に判断してしまった事による失敗だっ
た。主の指示が無いのに行動して、大きな失敗をしてしまった。祈らないで事を
行なってしまい、悩みを招いてしまう。度々経験する事だ。自分の知恵や感覚に
頼ることの愚かさを学ぶ。

今、目の前の問題に、御言葉はどう言っているのか、主の御心は何か、祈って尋
ね求めよう。主の指示を仰ごう。肉で判断すると、欺かれてしまう。あなたも失
敗があるだろうか。しかし、その後が大切だ。全会衆はその事で、不平を鳴らし
た。だが、ヨシュアは、主にかけて誓った誓いのゆえに、彼らを生かしておく道
を選んだ。

失敗の上に失敗を重ねる事をしなかった。刈り取りをしつつ、主を仰ぎ、主に従
う道を選んだのだ。私たちも、失敗しても、そこで主から離れるのでなく、主を
見上げよう。十字架の血潮により、どんな時にも赦しが備えられている。悔い改
めて、従って行く時、主は、失敗をも尚も益として、祝福へと変えて行って下さ
る。

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祈らずに、自分で判断し、行動して失敗することを経験する。その結果、痛い刈
り取りをする事になり、その度に祈ることの大切さ、主に頼る事の大切さを、身
をもって知る。サタンはそれらを奪い去るように働く。心して、主を仰ごう。