2012年11月06日(火)

「どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです」詩編119:9


信仰生活で、サタンの誘惑が来た時には、主の御言葉、主の御心に思いをつけて行くことだ。そうするなら、誘惑に抵抗して行ける。主は、荒野でサタンの誘惑に会った時に「・・と書いてある」とだけ言われた。すると、サタンは、神の言葉によって退かねばならなかった。ダビデは、ダビデを妬んだサウル王に、命をつけ狙われた。何も悪い事をしていないのに、荒野に逃げ隠れ、非常な恐怖とおののきの中、生死をさまよった。

そんな中、サウルを討つ千載一遇のチャンスが訪れた。ダビデの部下は、サウルを殺させて欲しいと願った。今こそが、神の与えたチャンスと。しかしダビデは自分の損得、自分の都合ではなく、主の御心を第一にした。「主に油注がれた方に手を下すなど、絶対にできない」。主がサウルを打たれる、殺してはならないと。ダビデは罪を犯す事から守られた。

今、目の前で、自分を執拗に殺害しようとする相手を、打つ事が可能とは、どんなに誘惑だった事だろう。しかし、誘惑に乗らなかった。私たちが自分の道をきよく保つためには、御言葉に従うことだ。「あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました」御言葉を、頭の知識でどうこうするのでなく、心深くに蓄えることが大切だ。

頭と心の違いを経験する。御霊に拠り頼み、御言葉を信じて行く時、誘惑に打ち勝てる。誘惑に対抗するには、「御言葉」が鍵で、従って行くことだ。その時、御霊の助けが臨む。
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自分の思いに来る誘惑に、観念的な思いでは絶対に勝てない。御言葉に立つために、いつも来る誘惑には打ち勝つための御言葉をいつも持っていよう。