2002年02月05日(火)

「主は、私の口に、新しい歌、われらの神への賛美を授けられた」(詩篇40:3)


 詩篇記者は、神が私の口に新しい歌
神への賛美を授けられたと語った。
しかし、彼は単にこの歌を受けたので
はない。その前節に「私を滅びの穴か
ら、泥沼から、引き上げてくださった
そして、わたしの足を巌の上に置き、
私の歩みを確かにされた」と言ってい
る。この記者の穴が何だったのかはわ
からない。災難だったのか、不敬虔な
選択をした結果なのかわからない。が
それは恐ろしいもので言葉に出来ない
ほどの孤独で死のようで、自分の足を
置く所がどこにも見つからない場所だ
った。自分でその「泥沼」から這い上が
る事が出来なかった。
神の助けが必要であった。
神はいつも共におられる。あなたは今
泥沼にいるか。滅びの穴にいるか。
キリストは穴の中に飛び込んで来て、
あなたを助け出して下さる。
救助の夜明けは、試練の最も暗黒の時
に訪れる。あなたの足を巌の上に置い
て下さる。