2013年05月08日(水)

「・・互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい」コロサイ3:13 


 
私たちにとって、最も難しい事の一つ は「人を赦す」事かも知れない。人を赦さない心ほど、苦しいものはない。経験した事があるだろうか。頭では赦すべきだとわかっているのだが、赦すことができない。そして、苦しいのは相手ではなく、本人だ。赦さない心は、自由の無い、暗い牢獄の中であり、自分から牢獄に入ることになる。絶え間なく、心は苦しく、がんじがらめだ。いつも赦せない相手のことを考え、相手に支配されている状態だ。

自分の心も、人生もコントロールされて、解放されることがない。楽しい時も、楽しくなく、幸せなはずの日々が、真っ暗だ。実際、赦さない事を選択している、自らの頑なな心による。いつしか人格を損ない、歪めてしまう。このような一生を望むだろうか。「私たちはサタンに欺かれないため、サタンの策略を知らないわけではない」。

赦さない心に、サタンが働いている。そして、クリスチャンが赦さない事は、サタンの策略にはまってしまうことになる。そこにサタンに足場を与えてしまい、憎しみ、敵対心、怒り、高慢へとサタンに攻撃を許すことになってしまう。サタンに影響されてしまう。主に、あるがままの心を、率直に、打ち明けよう。「赦したくありません。助けて下さい」主は、赦せるように助けて下さる。赦す力は主から来る。ただ、そうしたいとの決意は自分サイドだ。
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赦さない自分の罪をサタンはすり替え、もっと赦せないようにと続けて煽ってくる。「赦したくない」自分の思いを認め、しっかり主に助けを祈ろう。平安と喜びの穏やかな心で一日を過ごしていたい。