2015年09月07日(月)

「私たちの負い目をお赦しください。私たちも、負いめのある人たちを赦しました」マタイ6:12 


新生しても、古い性質があり、なかなか人を赦すことが難しい。過
去の対人関係での出来事を、いつまでもこだわって恨み、相手を裁
いて、がんじがらめになっているだろうか。肉は、赦したくない。
傷つけられた人に対する嫌な思い、苦々しい思いが尾を引いてしま
う。赦せない思いは、相手への憎しみと増幅して行く。そうなると、
絶えず頭は相手の事ばかり考え、仕返しをしたい思いでいっぱいに
なる。

一番の問題は、そうなると心を神に向けることができなくなる事だ。
大問題だ。心から神が消えてしまい、思うのは、相手のことばかり
になる。結局、憎む相手にコントロールされ、支配されることにな
る。平安は無い。こんな人生で良いのだろうか。相手を赦さない心
は、苦い根が生えて、どんどんはびこり、周囲にも害毒を流してし
まう。気をつけよと。

「だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を
出して悩ましたり、これによって多くの人が汚されたりすることの
ないように」。赦さない心、憎しみ、裁く思いを悔い改めないまま
持ち続けると、自分自身をどんどん害し、手がつけられなくなって
行く。解決は赦すことだ。

自分が解き放たれ、自由にされる。自分が平安になり、牢獄から出
る。赦せないのではなく、赦したくない頑なな心を認め、意志を向
け、赦すことを選択して行こう。御霊が必ず助けて下さる。心が晴
れ晴れとした喜びに溢れる。
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外から来る試練は時が経つと解放されるが、内側の苦しみは自分が
自分を攻撃して終わりが無い。サタンの足場にもなる。今は赦せな
くても主が解放してくださると、そこを信じよう。