2002年05月08日(水)

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである」  (Uコリント12:9)

神はふさわしくない人々をよく用いら
れる。モーセは言葉の人ではなかっ
た。口下手で十分に語る事ができな
い人物だった。しかし、神はモーセ
を選び、立てられ用いられた。マタイ
は取税人だった。しかし、罪を悔い
改め、救いを受けた。神はそのマタ
イをきよめ用いられた。マタイの福
音書を記すために用いられた。彼
は自らの事を「取税人マタイ」と記
している。遊女ラハブは二人の斥
候をかくまい、約束の地へ前進
するために用いられた。なぜ、神
はそのように用いられるのか、ある
人が言った「自分が弱い時、出来
ない時は謙遜であり、神に頼る。
何も無い自分を通して、神が自由
に働く事ができるから」と。神は
取るに足らない者、弱い者こそ
用いて下さる。弱さをご存じの
うえだ。私達のすべき事は神の
導きに従う事だ。神の招きに応
じる事だ。今、何かの導きを
受けているか。神の力は弱さ
の中に完全に働く。