2016年08月08日(月)

「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます」ヤコブ1:14 



サタンは私たちの「思い」に攻撃して来る。「悪魔はすでにユダの
心に、イエスを売ろうとする思いを入れていた」とあるが、イスカ
リオテのユダの心に、主を売る「思い」を入れたのは、悪魔だ。ユ
ダは、主を裏切る思いが「自分の思い」ではなく「サタンが入れた
思い」である事に気づかなかった。

サタンからの思いを受け入れてしまった。同意し、心の内で熟成さ
せてしまった。日ごとに、朝起きた瞬間から、サタンからの思い、
火矢はすべての人に、四六時中来るが、ユダは、サタンからの「思
い」を拒否せず、受け入れて行った。それを、心の中であたため、
「欲がはらむと罪を生み」の通りに妊娠させてしまった。

罪が熟すると死を生む。サタンが吹き込んで来る「思い」を受け入
れ、はらんではならない。サタンが吹き入れる様々な思い・・思い
煩い、心配、憎しみ、妬み、怒り、敵対心、それはサタンの火矢で
あり、自分の思いではないので、罪ではない。主も、石をパンに変
えて食べようかと思われた。しかし、それは主の思いでなく、サタ
ンからの誘惑だ。

主はそれを拒否された。そして主は「罪を犯されませんでしたが・
・試みに会われた」とあり、思う事は罪ではない。その思いを、拒
否せずに、同意し心の中に深く受け入れ、はらむなら罪となる。自
分が思っているとしか思わない、様々な「思い」が、実はサタンか
らの攻撃だと気づく時に、守られる。
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自分の思いがサタンから来ていると認識していくのは、サタンに勝
利する大きなポイントだ。誘惑に一致してしまうが、御心は、御言
葉はどうかと主の前に出し、サタンの思いを吹き消していこう。