2016年10月08日(土)

「そこで人々は、彼らの食料のいくらかを取ったが、主の指示をあ おがなかった」ヨシュア9:14 


自分の思いで事を始めて、失敗してしまった経験があるだろうか。
ある人は、目の前に来た高賃金のバイトに乗ってしまい、大変な目
に会った。確かに高収入だが、仕事はハードで、体調を崩してしま
い、辞めてしまった。祈らないで飛びついてしまった結果だった。

又、別の人も、高額に惹かれて始めたバイトだったが、高額だけあ
って、非常にきつい作業だった。日々消耗しきって、デボーション
も出来ない状況に、心身疲れて果てて、結局辞めた。やはり祈らな
いで始めてしまったと。ある人も、これは絶対に成功すると練りに
練って始めた企画が、見事失敗に終わった。主に指示を仰いでいな
かった事に気づかされた。

ある時、ギブオンの住民達は自分たちが滅ぼされるのを恐れて、ヨ
シュアをだまして盟約を結ぼうとした。古びた着物に古いはきもの、
パンは乾いてボロボロ、遠くから来たように巧く変装した。それで
ヨシュアたちはだまされ盟約を結んだ。「主の指示をあおがなかっ
た」とある。ここが間違いであった。肉の判断をしてしまう。

実は、近くの者で、自分たちの中に住む者であった。その結果、滅
ぼされるべき民が、ずっとイスラエルの中に居続ける事になる。祈
らないで、主に指示を仰がないで、事をすると失敗してしまう。刈
り取る事になる。まず主の指示をあおぐことが大切だ。よく祈って、
主に相談して、事を始めよう。

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自分の思いで事を行なうと失敗してしまう。良かれと思っても、主
を仰がずにするなら、肉の思い、肉の力による事だ。神から発した
事が、神によって成り、神に至る。自分から発するなら、そうなら
ない。目の前の事も、今一度、祈りに持って行こう。主と一つに行
なえる。