2017年12月08日(金)

「あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください」ピリピ2:2


ピリピ教会には、不一致の問題があった。「ユウオデヤとスントケ
・・あなたがたは、主にあって一致して下さい」と。ピリピ教会は、
外部からの迫害もあった。そのためにどうしても一致が必要であっ
た。そして、「キリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、
御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがある」ので、だから一致を
保ち、志を一つにして行くようにと。

教会の一致を妨げるものが、「自己中心」「虚栄」だ。そして一致
に必要なものが「へりくだり」だ。それは「互いに人を自分よりも
すぐれた者と思う」ことだ。私たちは皆、自分のメガネを持ち、自
分の物差しを持っている。これが自己中心であり、自分の思いに固
執する。そして自分の益だけを求める。

これが妨げとなり、相手の本当の姿を、正しく見ることができない。
これを捨てる時に、初めて相手の立場に立ち、理解して行くことが
できる。「虚栄」とはプライドであり、自分が特別な人間だと認め
られたい。主のへりくだりと対極をなす。へりくだりとは、「人を
自分よりもすぐれた者と思」う事だ。
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それぞれに豊かな賜物、個性の持ち主が心を合わせて主に従うには、
常に自己中心の自我と戦いそれを手放せるようにとの隠れた祈りの
連続ではないだろうか。