2018年03月08日(木)

「しかし、舌を制御することは、だれにもできません。それは少しもじっとしていない悪であり、死の毒に満ちています」ヤコブ3:8


舌は火であり、不義の世界であり、からだ全体を汚し、人生の車輪
を焼くと。舌を制御する事は誰も出来ないと言っている。どうにも
ならないほど、大変な事だ。そうであれば、舌を制御するにはどう
したら良いのか。これは舌、口の問題でなく、私たちの心の問題だ
と言っている。

「心に満ちている事を口が話す」と。心が先だ。よく心に不満が溜
まってしまって、爆発すると言うが、心に我慢となって蓄積した事
が、何かが引き金となり噴出してしまう。又は、日頃ずっと思って
いる事が、ひよっと口に出てしまう。抑えて我慢していても必ず出
る。又、逆に、これを言おうと、心でしっかり思っている事を口に
する。

話し方どうこうの問題でなく、心に潜んでいるものの問題だ。憎し
み、妬み、敵対・・があるなら、必ず言葉となって出て来る。悪口
やとげのある言葉が出る。心に満ちている事を口が話す。心にも無
い事を言うのでなく、心にある事を言う。それは人を傷つけ、周囲
に害毒を流して行く。主のもとに行き、心にある問題を打ち明けよ
う。

心の中の憎しみ、妬み、敵対心、虚栄心、プライド、貪欲・・一つ
一つを主に持って行こう。主は受け止め、取り扱い、悔い改めに導
いて下さる。人との関係以前に、自分と主との関係が問題だ。主と
の間に妨げなく、自由な交わりがあるなら、心は平安だ。その時、
舌が守られる。我慢するのでなく、御霊の平安が心を支配するので、
心に余裕があり、舌を制御して行ける。
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傷つけられたり、嫌な事があると苦い思いを持ってしまうが、苦い
思いにサタンの誘惑も来る。主の助けに頼ろう。失敗してもくり返
し実践しよう。