2002年10月09日(水)

「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく神からの賜物です」(エペソ2:8)

救いは賜物だ。行ないにいっさいよらない。
しかし、この事が人間のプライドにとって、受け
入れられないのだ。良い行ないによって、救わ
れる人は誰一人いない。どんなに良いと見え
る行ないも、その動機には、自己中心や高慢、
虚栄心、うぬぼれが見え隠れする。罪の性質
があるから、不可能なのだ。しかし、行ない
によらず、賜物として一方的に与えられる事
が嫌なのだ。自分の行ない、その底にある
自分というものが否定されるからだ。
しかし、永遠の生死を分けてしまう重要な賜物
を受け取る事を、愚かなプライドなどで妨げら
れてはならない。永遠がかかっている。人は
罪を認めたくない。しかし、これこそが永遠の
幸いへの道だ。賢い選択をせよ。