2020年07月08日(水)

「助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え・・」ヨハネ14:26



ある人が、「わたしの目にはあなたは高価で尊い」との御言葉は、
素晴らしい恵みの言葉と、頭ではわかるが、長い間、どうしても自
分の事として受け取れなかった。自分が高価で尊いなどと、どうし
ても思えない。生い立ちから培われた古い価値観に妨げられてしま
う。主を信じてはいるのだが、何か心底満たされていない事も感じ
ていた。

頭では、神は愛だと思うのだが、実感が無かった。しかし苦しい時
に、祈る祈りが何度も答えられ、助けられた。確かに主はおられる
のだが、もう一つ実感が無く、わからない。時も経る中、そんな事
もありのまま洗いざらい告げて祈っていた時に、御霊の光が射し込
んだ。心照らされ、自分が高価で尊いと、信じていない事が示され
た。

主の言葉を信じていない自分。なぜかと思うと、自分がそう思えな
い、そう感じないからだった。御言葉でなく、自分の思い、自分の
感覚の方を信じていた。それなら御言葉を否定する事になり、主の
真実を否定する事になってしまう。主のことがもうひとつわからな
い、実感がないその底に、自らの「不信仰」が横たわっていたと初
めて気づかされた。

心から悔い改めた。感じる感じないでなく、御言葉をそのまま受け
入れます、感謝しますと祈った。その時から変えられた。主の愛が
頭でなく、心でわかるようになった。以前とは全く違い、御言葉が
力とされ、救いとされた。
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自分ではとてもそう思えなくても、主が言われていると聖霊の働き
によって素直に御言葉に結びつけられる。御霊に励まされて心を高
くして生きていける。