2020年09月07日(月)

「主のはかりごとはとこしえに立ち、御心の計画は代々に至る」詩篇33:11



別の箇所では、主の前では、人間のどんなにすぐれた知恵やはかり
ごとも、役に立たないと言っている。そのため自分のはかりごと、
思い、プランを、絶えず主に明け渡して、ゆだねて行く事が大切だ。
私たちは、自分の思い、計画が、これこそが絶対に良い、ベストだ
と思い込んでしまう。そしてどこまでも自分の思いと計画を成し遂
げたい。

頭では、主の御心がなりますように、主のご計画が最善とは思うの
だが、肉の性質は、自分、自分と、自分の思いを通したい。そうし
ていながら、なかなか気づかない。ある人が転職の誘いを受けた。
遠方であり、生活も大幅に変化する事になる。牧師に相談すると、
牧師は、今は動かない方が良いと反対だった。しかし高給で、何よ
り才能が発揮できる、自分のしたい仕事だった。

すべてに魅力的に見えた。不安もあったが、自分の強い思いに従っ
てしまった。そして転職した結果、高給なだけあって、仕事は高度
でハードだった。深夜帰宅も続き、段々、時間的にも精神的にも余
裕が無くなり、心身共にギリギリとなって行き、とうとう主から離
れてしまった。後の日に立ち返れたのだが、振り返る時、あの時は、
誘惑に負けてしまったと。

「主は何を喜ばれるのか」「主のお心は」の判断基準でなく、自分
の思いと好みで選んだしまった。その結果、痛い刈り取りをしなけ
ればならなかった。主のはかりごとは、とこしえに立ち、御心の計
画は代々に至ること、主に従う時、豊かな実を結ぶ事を覚えよう。
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自分の考えも良いと思えるからこそ迷うが、本当に良いものは主の
御心に適う計画だ。私の思いではなく主のお心はと、冷静に御手に
委ねてみよう。主に従いますの態度で聞こう。