2002年11月05日(火)

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、私の力は、弱さのうちに完全に現われるからである」(Uコリント12:9)


 「弱さ」と「罪」をしばしば混同する人々がいる
しかし、これらは別のものだ。弱さは罪ではない。
むしろ、そこに神の力が現れ栄光を見ることができ
るものだ。しかし、罪を弱さで覆い隠してしまうこ
とがある。母親の「ご飯ですよ。手を洗いなさり」
の命令を無視して、遊び続ける子供は、「弱い」の
ではなく「不従順」なのだ。神のみこころを無視し
て、自分勝手な道を歩む大人も同じだ。
兄弟でケーキを分けるのに大きい方を取るのは、
「弱い」のではなく「自己中心」。弱さと罪をすり
替えることを止め、罪は悔い改め、自分は神なしで
は生きていけない、弱い者である事を認め、神のみ
前にへりくだる時、神は必ず必要な助けと力を与え
て下さる。自分の力に頼らない限り、神はあなたの
弱さのうちに働かれ、神の力を経験して行く。