2021年10月06日(水)

「だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑されたと言ってはいけません・・人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです」ヤコブ1:13


悪魔の誘惑の目的は、とにかく主から離すことだ。どんな形であっ
ても、主から離しさえすれば成功だ。正反対の事をまことしやかに
ささやく。エデンで、主は、善悪の知識の木の実から食べると「必
ず死ぬ」と。だが、悪魔はエバに堂々と「決して死にません」と言
い放った。

エバにはその前段階からの誘惑があり、少しづつ〃巧妙狡猾に、弱
さの核心へと、欲のある所へと誘って行く。主の御心からそらせよ
うとする。「楽な道があるよ」「そんな面倒な事をしなくてもよい」
「時間も労力も取られるよ」と、「神の国とその義とをまず第一に」
の正反対である、まず「自分を第一」に、〃と誘惑して来る。主の
御心でなく、自分の思いと自分のプランを第一にと。

しかし、主は、立ち向かえと言われる。悪魔に、「ノー」と言えば
よいと。私たちが拒絶する限り、悪魔はどうも出来ない。悪魔の誘
惑を受け入れ、同意する時にだけ、悪魔は自在に働ける。同意しな
いなら、悪魔にはすべがない。まず悪魔に気づかせない事が、悪魔
の常套手段だ。釣り針に餌がついてるが、それが私たちの欲に合致
する餌だ。

「プライド」「虚栄心」「物質欲」「地位名誉欲」「自己顕示欲」
・・自らの欲と合致しているので、なかなか悪魔だと気づけない。
餌に食いつき、同意する時に、心の中で妊娠させてしまい、罪を生
んでしまう。絶えず主を仰いで、悪魔に「ノー」を言おう。そのた
めに悪魔の識別を日々祈っていよう。
------------
何かに夢中になり、気づくと御言葉の恵みや、祈りから遠く離され
る。気づけないからこそ、絶えず目を覚まし主に頼ろう。朝から来
ているサタンに警戒しよう。