2021年11月07日(日)

「主はギデオンに仰せられた。『わたしはあなたといっしょにいる。 だからあなたはひとりを打ち負かすようにミデヤン人を打ち殺そ う』」6:16



ギデオンは、敵であるミデヤン人を恐れて、逃げて、酒ぶねに隠れ
ていた。主は、そのギデオンに向かって「あなたのその力で行き、
イスラエルを救え」と告げられる。「わたしがあなたを遣わすの
だ」と。ひどく驚いた彼は、どうして自分にそんなとんでもない事
が、自分の分団は最も弱く、その中でも自分は一番若く、到底無理
だと言い訳をする。

すると、主は「わたしはあなたと一緒にいる。あなたはミデヤン人
を打ち殺す」と。その時、ギデオンは、私と話しておられるのが、
あなたであるとのしるしを見せて欲しいと願った。本当に主から出
た事なのか知ろうとした。二度のしるしを求め、確かめた。その結
果、主による事だとはっきりわかった。

恐れて隠れている彼に、主は「勇士よ」と語られ、現在の怯えて隠
れている彼ではなく、勇士として戦うギデオンを見られた。又「あ
なたのその力で行き」と、彼がいかに弱く、若くても何の問題も無
いと。「主が共におられること」「主が遣わされること」それがす
べてだ。私たちも、自分の弱さを嘆き、無力におじけ、自分に何が
できようと、ひるんでしまう。

主からの示しに対しても、自分を見るなら、能力は不足、時間も富
も力も不足だ。しかし主は「あなたのその力で行け」と。あなたの
力の問題ではなく、どなたが共におられるかの問題だ。主が遣わさ
れるのなら、必要な力はすべて主から来る。今、あなたも「あなた
のその力で行け」と御声をかけられているだろうか。

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「わたしはあなたといっしょにいる」、この事実を絶えず仰いでい
よう。平安になり、心が温かくされる。目の前の問題と自分を見る
途端、主から目が離れる。何度も〃も「わたしはあなたとともにい
る」と言われている。今日も、この事実をしっかりかみしめよう。