2022年10月08日(土)

「あなたの舌に悪口を言わせず、くちびるに欺きを語らせるな」詩 篇34:13



対人関係において、言葉は重要だ。言葉は、人を殺すことも、又、
いやす事もできる。人を剣で刺すと同様に、人の心を刺して傷つけ
てしまう。人から傷つく言葉を言われるが、又、自分も人を傷つけ
る言葉を発して、ひどく後悔する。人をいやす言葉を語れたら、ど
んなに幸いだろう。

「心に満ちていることを口が話す」とあり、言葉以前に心が問題だ
と言っている。憎しみに満ちていれば、必ず言葉にトゲが出てしま
い、愛があれば、いやす言葉となって出て来る。まず、心がどうだ
ろう。御霊に導かれ、支配されるよう祈ろう。

言葉を発する時に、覚えるべき事がある。@それは真実か。憶測で
はないか。人づてに聞いた単なる噂話だろうか。まず真実でなけれ
ば、嘘を広める事になる。そして真実だとしても、その場で語る必
要があるかどうか。Aそれはフェアだろうか。偏見は無いか。その
場にいない人の事なら、その人は反論が出来ないのでフェアではな
い。

B愛があるか。語る時に愛があるだろうか。愛が無ければ、うるさ
いだけのシンバルとなるTコリント13:1。Cそれは有益だろうか。人を
励まし、慰め力づけ、人の徳を高めるだろうか。信仰的だろうか。
「主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってくださ
い」。

そして「愛をもって真理を語」れるよう祈っていよう。私の口が、
人を慰め力づけ、主に賛美と感謝を献げるために、用いられるよう
に。
・・・・・・・・・・・
「あらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしな
ければならない」とあり、普段、何も考えずにしゃべっている言葉
について、今一度振り返り、御霊の導きを求めよう。くちびるの戸
を守られるよう祈っていよう。