2023年03月08日(水) 「主よ。私が助けを求めて叫んでいますのに、あなたはいつまで、 聞いてくださらないのですか」ハバクク1:1
「主よ。私が助けを求めて叫んでいますのに、あなたはいつまで、 聞いてくださらないのですか」ハバクク1:1
ハバククは懸命に祈る。闘争があり、裁きが曲げられている中、 「いつまで聞いて下さらないのか。救って下さらず、ながめておら れるのか」と。その背景はユダのヨシヤ王は主に従おうと、偶像礼 拝を断ち切り、次々宗教改革を行なった。イスラエルはすでにアッ シリヤに滅ぼされ、南ユダはアッシリヤとエジプトに挟まれてい た。 そんな中、エジプトがアッシリヤに戦いを挑むが、ユダを通らねば ならない。ユダとは戦う気は無かったが、ユダ王ヨシヤはエジプト を迎撃し、何と戦死してしまう。あれほどの信仰深い王が、あえな く死んだ事に、なぜ、どうしてとハバククは混乱し大きく動揺す る。 そして主は、強暴なバビロンを起こすと言われる。ハバククは、悪 者が正しい者を飲み込む時、なぜ黙っておられるのかと切に訴え る。真剣に問い続けた。「私は見張り所に立ち・・主が私に何を語 り、私の訴えに何と答えるかを見よう」と。すると答えが来た。 「遅くなってもそれを待て。それは必ず来る。遅れる事はない」。 神の時は、私たちの時と異なる。私たちは遅いと感じる。何も動か ず、いつまで待つのかと焦る。だが神には、決して遅くない。神の タイミングで来る。だから待てと。そして「正しい人はその信仰に よって生きる」。 見えるところではなく「信仰によって生きよ。わたしを信じてつい て来よ」と。私たちも、「いつまでですか」との問いに「遅くなっ ても待て。必ず来る。遅れる事はない」「信仰によって行きよ」と 言われている。 ------------ 先はどうなるのかと真っ暗な夜の暗さを経験するが、主よ感謝しま すと言える日が来る。遅くなってもそれを待てと。待たされる時も 主の守りの中にある。信じて主の助けを待ち望もう。