2003年02月05日(水)

「自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられる父が、どうして、求める者たちに良いもの下さらないことがありましょう」(マタイ7:11)

「求めなさい、そうすれば与えられます」と、神は
祈ることを命じておられる。しかし、求める物は
何でも与えられるのだろうか。何でも手に入る
ので、ただ求めれば良いという事か。まず第一
に、神は私達が願っても、害になるものは決
して与えられない。幼児が包丁をねだっても親
は与えないように。私達は完全には物事が見え
ないので、何が本当に良いかがわからない者だ。
一見、素晴らしく良いものに見えるが、実は私達
を害し、傷つけるものがある。神はノーと言わざる
を得ない。私達は実際何を求めているのか、よく
わかっていないような者だ。それで、祈った通り
のものではなく「良いもの」を与えて下さると明言
しておられる。求めた通りではないが、常に最善
のものを下さるのだ。だから、絶えず求めよ。