2024年01月08日(月)

「キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり 信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。」コロサイ2:7


「満ち足りる心」というのは、どんなものだろう。満ち足りる心を
伴う敬虔が、大きな利益を受ける道と言われている。満足とは、環
境から来るものでなく、心の問題だ。経済的必要は十分に、溢れる
ほど与えられているのに、それでは足りず、まだまだ不安で仕方が
無い。「もっと〃持たなければ不安だ」。

幾ら所有しても、もっと欲しい、これは「貪欲」の罪だ。貪欲は心
の問題で、際限がない。持っても〃更に欲しい。それは所有するほ
ど、心が囚われてしまう。これで良い、満足という事が無い。神無
しの世界だ。「満ち足りる心」は、感謝することから来る。「すべ
ての事について感謝」「溢れるばかりに感謝せよ」、これが秘訣
だ。

今、与えられているものを主に感謝して行く時、貪欲の罪から守ら
れる。そして競争心等からも守られる。今、与えられている境遇を
感謝する時、妬みから守られる。不平不満や妬みは、自分に無いも
のを数える事から来る。「あれが無い、これも無い」と不満で一杯
になる。無いものを数えていないだろうか。主から与えられている
ものに、目を留めてみよう。数えてみよう。

あふれるばかりに感謝を献げよう。感謝する時、サタンの足場を無
くしてしまう。パウロはどんな境遇であっても、満足する事を「学
んだ」と言っている。自然にあるものでなく、「学ぶ」ものだと。
少しづつ〃御霊に従う中で、学びつつ身につけて行った。今、無い
ものを数えていないだろうか。ありのままを主に祈ろう。感謝に変
えて下さる。
-------------
なんと新しい年のスタートにふさわしい御言葉だろう。主は今年も
あふれるばかりの恵みを備えていてくださる。それはすでに私たち
の手の中にある。曇りがちな信仰の目を主にむけ恵みを受け取って
いこう。

*主が与えてくださった新しい年を感謝します。
また共に主を賛美しながら歩めることにも感謝します。
2024年もどうぞ宜しくお願い致します。配信係