2003年03月07日(金)

『アブラハムは、その場所の名を、アドナイ・イエルと名づけた。今日でも、「主の山の上には備えがある」と言い伝えられている』(創世記22:14)

 「主の山の上には備えがある」これは力強い慰めと
励ましだ。ある家庭持ちの男性が、牧師になるよう召
しを受けた。職場を辞して神学校へ入る事、その神学
校のために、家族の引越しが必要だった。経済的な事、
住まい、家族の事、これからの事、大きな変化を前に、
真に神に拠りすがり、頼んだのだった。アブラハムの
信仰を思い、力づけられた。御父に従い、生まれた故
郷を出、親族に別れを告げ、父の示すみこころに従っ
たのだ。同じチャレンジを受けた。慣れ親しんだ土地
や友人と別れるのは優しい事ではなかった。
しかし振り返る時、主の山にはすべての備えが、物質
的にも霊的にも精神的にもあった事を証しできると。
あなたは新しい環境に導かれているか。恐れるな。
すべての備えがある。