2024年06月06日(木)

「一主の御告げ。一仕事に取りかかれ。わたしがあなたがたととも にいるからだ・・わたしの霊があなたがたの間で働いている。恐れる な。」ハガイ2:4。



信仰生活で、神の「時」と、神の「御心」は、非常に大切だ。信仰
人生のすべての事に、美しい「神の時」がある。同時に、主は、私
たち一人一人に、「御心」を持っておられる。ハガイの時代もそう
だった。当時、廃墟となった神殿再建が、ずっと中断していた。

そこに神に遣わされた預言者ハガイが、神により神殿再建を示され
語った。「山に上り、木を運んで来て、宮を建てよ」と。主は「そ
うすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現わそう。」と。
民は、神殿工事を再開し、4年後、その神殿が完成した。

エレミヤが、バビロン捕囚の時に、70年後、主はこの所に帰らせる
との預言をしていた。バビロンによって破壊された神殿が、丁度エ
レミヤの言った通りに、まさにその時に成就した。ずっと神殿が崩
れていたのだが、民は再建について、まだ、今でなくてもよいとず
っと言い訳をしていた。「主の宮を建てる時はまだ来ない」と、引
き延ばしていた。

だが、主の宮が廃墟となっているのに、民は板張りの家に住んでい
ると。自分の事で走り回っていて、自分の事に忙しく、自分のため
の時間はあるのだが、主のための時間も労力も無かった。しかし、
主はハガイを遣わし、「今、仕事に取りかかれ」、今が、「時」だ
と。「わたしがあなたと共にいるからだ」「わたしの霊があなたが
たの間で働いている。恐れるな。」と。

同様に、主は、あなたに何かの御心を示しておられるだろうか。今
が「時」だと。自分の事に夢中だろうか。中断したままの事を、再
建せよと言っておられないか。もし示される御心があれば、
「今」、仕事に取りかかろう。
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今、取りかかれと示されているなら行動しよう。時を支配しておら
れる主が今だと言われている。忙しい毎日で脇に置いている、やる
べき事は何だろう。あるならば信仰を持って取りかかろう。