2025年03月08日(土)

「イエスは言われた『そのままにしておきなさい。なぜこの人 を困らせるのですか。わたしのために、りっぱなことをしてく れたのです」マルコ14:5

                                                                                               

マリヤが、主に香油を注いだのだが、それは「埋葬の用意」の
ためだった。主が、今から十字架に向かわれる事を、ただ一
人悟っていた。これが、主の最後の旅である事がわかってい
た。それで精一杯の心を、お献げしたいと願った。すると弟子
たちが憤慨した。300デナリ以上に売れ、貧しい人々に施せる
のにと。300万円の価値だ。

香油を流してしまい、無駄にしたと、マリヤを責めた。だが主
は「マリヤは、わたしの葬りの日のためにしてくれたのだ」と、
マリヤをかばわれた。貧しい人々には、いつでも出来ると。
マリヤの主への愛だった。献げ物は、主への愛の表われだ。
マリヤは自分にできることをしたのだと。主への愛を表す事
ができる。自分にできる事をすれば良いと。

私たちは思うだろうか。もっとお金があれば献げるのに。お金
が無いから献げられないと。今は多忙で、暇が出来たら、時間
を献げようと。しかし、そのようになったとしても、献げるとは限
らない。ある人が証しした。主に献げたいが、どうしても肉が邪
魔をし、献げられない。だが、正直にそのままを祈りに持って行
った。数日後、不注意で、店で財布を落としてしまった。

ああ献げられたのにと、後悔し、ひどく落ち込んだ。ところが
財布が拾われ戻り、びっくり!主をもろに感じ、祈りの答えに
主の愛を感じた。お献げできて平安と喜びが満ちた。自分なり
に主への愛を表させて下さる。又、どうであれ、いつもありのま
まを祈る事ができる。主の愛を新たに知る恵みにあずかる。

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肉に働いて来るサタンは、祝福を奪おうと、献げることにおいて
妨げて来る。サタンをわきまえていよう。御霊に導かれて、時間、
労力、金銭を献げる時に、晴れやか平安に満たされる。主への
確信が深められて行く。