2004年04月06日(火)

「あからさまに責めるのは、ひそかに愛するのにまさる。憎む者が口づけしてもてなすよりは、愛する者が傷つけるほうが真実である」(箴言27:5)


 対人関係の中で、その意見に反対の場合がある。ところが、意見に反対されると、自分が否定されたと思ってしまう人がいる。そうではなく、仲の良い事と反対意見を自由に表現しあう事は両立する事だ。ひたすら和を保つ事が良い人間関係だと思っている人がいる。しかし、真に相手を愛し、思い、気遣うなら双方の間に波風が立つ事を避けられない。面と向かって、本当の気持を話し合えるなら、更に理解を深め合い、相互の関係を深めて行く事ができる。また、もし相手が間違っているなら、はっきりと指摘する必要があるかもしれない。悪い言葉をいっさい口から出しては行けないが、出しさえしなければ、黙っていれば良いのではなく、真理は語らねばならない。
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真に相手を思うなら、愛を持って踏み込んだ意見を言い合う時も必要だ。互いが忌憚なく語り合い、また許し合い、成長して行ける友人は本当にたいせつだ。