2004年10月07日(木)

「神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです」( I ペテロ5:5)

作家の三浦綾子さんの夫の光代さんは、自分達への批判、非難、悪口が記された手紙をわざと目に見える所に貼っておいたそうだ。自分達が皆からの賞賛で、高慢になり、自惚れてしまう事がないように、いつも自らを戒めるためだった。運動選手達はいつも監督やコーチから手厳しく叱られ、常に怒鳴られる。それは痛いが、高慢になる事から守られ、更に上達して行く事が出来る。監督は成功がどんなに選手達を自惚れさせ、だめにしてしまうかを知っているからだ。信仰生活も同様だ。面と向かって批判や非難をされる時、痛いが高慢から守ろうとする神の取り扱いだ。又、今、厳しい現実に直面しているか。へりくだる事が出来るようにとの神のお心だ。高慢からの守りは神の恵みだ。
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水が低い方へ低い方へ流れるように、へりくだる者に神の恵みは注がれる。痛い、辛い、厳しい事態が起こる。それを通して神は私達を砕かれている。それは、高慢からの守りだ。それにより、へりくだらされる。へりくだる者に神は恵みを惜しまれない。