2006年08月08日(火) 「私は黙し、口を開きません。あなたが、そうなさったからです」詩編39:9
「私は黙し、口を開きません。あなたが、そうなさったからです」詩編39:9
この詩編記者は、病にあり、苦 しみの中で「なぜですか、なぜ こんな目に会うのか」との不満 が鬱積していた。しかし、舌で 罪を犯してはいけないと、口に 口輪をはめた。しかし、黙して いると、ストレスが更に内攻し、 鬱積し爆発しそうだった。 それを彼は人にでなく、神にぶ つけた。心の中の本音を吐き出 し、気持ちを神に告げた。 人生は、はかなく虚しいと。 心の内をことごとく吐き出した 時、信仰が帰って来たのだ。 この虚しい人生での望みをかけ られるのは何かと、見上げた時、 神を見い出した。私の望み、そ れはあなたです、と。 そして、本音を神にことごとく 告げた後、私は黙し、口を開か ないと言っている。同じ、口を 開かないだが、最初の口輪をは め、ストレスに陥ったのとは異 なる。「あなたがそうなさった」 と、すべてに神の計画がある事 を認め、それを受け入れ、すべ てを神に委ねたのだ。私達も本 音をことごとく神に告げて、初 めて、神の計画を受け入れる事 が出来る。 ----------------- 神様は、素直な者を高く評価し てくださる。心の中に良いもの など何もないこともご存知だ。 私達は、口を閉ざし誰よりも先 に本音を神様に打ち明けよう。