2007年08月08日(水)

「律法に対しては死んでいるのです。それは、あなたがたが他の人、すなわち死者の中からよみがえった方と結ばれて、神のために実を結ぶようになるためです」ローマ7:4

律法と私達の関係が、結婚関係に例えられる。
律法が夫だ。口うるさくて、朝から晩まで細
かい事を要求し、出来ないと責め立てる。し
かし、言っている事は間違っていない。正し
い。自分が夫の厳しい要求にそえない。苦し
くて辛くてたまらない。その夫が死んで新し
い夫と再婚した。その夫は前夫とまるで違い、
がなり立て、一方的に要求するのではなく、
一緒に助けてやってくれる。愛で包んでくれ
て、すべてに配慮してくれ、真実で暖かい。
ずっと一緒にいたい。前夫が律法で、再婚し
た夫がキリストだ。よく知られている例えだ。
前夫から家事のリストを渡され、うまく出来
ずにいつも叱られ、おどおどして苦しみの中
にいた妻が、夫の死後再婚した。家事をして
いたある日、前夫のリストを見つけた。それ
をチェックすると、何と今は全部出来ていた
のだ。それは脅しと強制でなく、愛深い夫の
愛に応えたくて、夫を愛するゆえに、自発的
に喜んで自然に出来ていたのだ。律法は冷酷
に要求するだけだ。私達にはそれを実行する
力がない。しかし、主は私達を助けて、一緒
に成し遂げて下さり、その力を下さる。そし
て、その動機を「ねばならない」から「した
い」に変えて下さる。これが恵みだ。
・・・・・・・・・
今や、再婚して主とひとつだ。暖かい愛と配慮
と、安らぎ喜びに包まれている。しかし、自分
で律法の下に出てしまう。イライラと拘束でが
んじがらめだ。「御霊に導かれるなら律法の下
にはいません」今日も御霊の導きに従おう。