2007年10月08日(月)

「四十年たったとき、御使いが、モーセに、シナイ山の荒野で柴の燃える炎の中に現れました」使徒7:30



モーセは、40歳の時に、虐げら
れている同胞に、救いをもたらそ
うとしたが失敗した。パロにも命
をつけ狙われ、ミデヤンの地に逃
亡した。エジプトでの華やかな王
宮生活とは一転、荒涼たる荒野で
の遊牧民の生活となった。王子の
地位も名誉も富も何もかも無くし、
一介の羊飼いとなった。そこで結
婚し、家庭を持った。かつてのエ
ジプトでの栄華も幻のごとく、荒
野の羊飼いで人生終わるかと思え
た頃に、「四十年たったとき」
「御使いが・・現われた」。神の時
が満ちた時に、神は現れられる。
そして、御心を知らせられる。信
仰生活には、神の定めた「時」が
ある。それだからこそ、試練のト
ンネルの中でも、忍耐できる。ト
ンネルは永遠に続かない。トンネ
ルは必ず出る。神の時が満ちた時
に、試練は終わる。しかし、トン
ネルの中にいると永遠に続くよう
に思えてしまう。真っ暗闇でまる
で出口が無いように感じる。しか
しそうではない。「私の時は御手
の中にあります」、信仰人生にお
ける、私達の「時」は主の御手の
中だ。又「主がなさったことの結
末」試練には結末がある。終わり
がある。あなたは今、真っ暗な試
みの中にいるか。耐えられない試
練はなく、逃れの道があり、結末
がある事を覚えよう。時が満ちた
なら、神がご自身の御心を現され
る。「四十年たった時」だ。待ち
望もう。
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トンネルの中での灯りは、トンネ
ルは必ず出口があるという信仰だ。
苦しみの時、虚しさの中を歩んで
いてもそこに神様は共におられる。
時満ちるまで神様の支えのもとで
待ち望もう。