2008年07月07日(月)

「それで、イスラエルはミデヤン人のために非常に弱くなっていった。すると、イスラエル人は主に叫び求めた」士師6:6

士師の時代は暗黒時代であり、イス
ラエルは自分勝手に歩んだ。「そこ
で、主は七年の間、彼らをミデヤン
人の手に渡した」。そこで、主は非
常なる苦しみを通された。民は敵に
攻められ、山の洞窟やほら穴で生活
をし、又、種を蒔くと、常に襲われ、
収穫を荒らされ、敵はいなごの大群
のように来て、家畜の餌すら残さなか
った。これらは自らの罪のなせるわざ
であり、主は気づきを与えようとされ
た。大変なせっぱ詰まった状況だった
ろう。住まいを追われ、洞穴生活で、
食糧はすべて持って行かれ、どんど
ん切迫し、追い詰められて行った。と
うとう苦しみの余り、民は主に助けを
叫び求めたのだ。これは、神に立ち
返らせるために、神が送られた苦難
だ。人は、ギリギリのせっぱ詰まった
状況にならない限り、神を求めない。
平穏無事な生活の中では、神無しで
生きてしまい、神無しで、何の支障も
なく生きて行けてしまう。今、あなたも
問題があり、悩みがあり、ストレスの
中にいるだろうか。神を新たに知る機
会だ。主に叫ぼう。民が苦しみの中で、
主に叫び求めた時、主は祈りに答え
られ、一人の預言者を遣わされた。
そして、主はギデオンを召し出し、敵
を打ち負かされた。主は必ず叫び求
める、その祈りに答えて下さる。同様
に、あなたにも御言葉示し、指針を与
え、周囲の人を通し、助言を与え、導
いて下さる。
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ギリギリの状況は心から神様に叫ぶ
時を与えてくれる。今まで知らなかっ
た神様の栄光を拝し、神無しで動き回
ってしまう愚かさを学ぶ事ができる。状
況の後ろに神様がおられる。呼び求め
よう。