2010年06月06日(日)

「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない」イザヤ40:31

信仰生活で行き詰まり、疲れる事があるだろうか。マルタのように、なすべき山
積みの仕事にイライラして、周囲に当たり散らしたり、又、荷が余りに多く、負
いきれずに落ち込んでいるだろうか。

自分の力で頑張って、自分で何とかしよう、やり遂げよう、こなそうとすると、
滑り出しは調子よく行くが、必ず油切れの状態になり、しんどくなり疲れて来る。
こんなはずでは・・状態に陥る。

心が悶々と平安無く、喜びが無い。何とか、自分を奮い立たせようとするが、更
にもがいて疲れが増す。主が言われているのは、自分で頑張る事ではなく、主を
待ち望む事だ。

自力で頑張れば、必ず疲れ果てる。しかし、主を待ち望むなら、神の力を受けて、
新しくされる。主に引き受けて頂こう。今、苦しい局面にあるか。主に希望を置
いて、主を待ち望もう。必ず神の時に道が開かれる。

祈りがなかなか答えられない状況だろうか。大きな祝福のためには、積み重ねら
れた祈りを要する。祈り、待ち望もう。

ある人が連日の過重労働にダウン寸前だった。祈りの時間も取れず、作業しなが
ら時折祈っていたが、心がカラカラに渇いた。ある日帰宅するや、食事も取らず、
祈りの時を持った。

心の思いを次から次へと主に告げた。涙が溢れて止まらなかった。自分がしたか
ったのは、こうして心を注ぎ出して主と交わることだったとわかった。心が渇き
きっていたのだ。主と心行くまで交わり、心が洗われるように新たにされた。

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主の御前に静まり、心の内を余すところなく打ち明けよう。誰にも言えない心の
奥底の本音を、ことごとく主に告げよう。主に聞いて頂いた安堵に、心が落ち着
いて安らかになる。そして、主は御声を聞く時、内側から新しい力が湧き上がる。