2010年08月06日(金) 「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに・・身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって」U列王5:14
「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに・・身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって」U列王5:14
らい病にかかったナアマンは、使用人の少女から、預言者が、らい病を直す事ができると聞く。それで、王の承諾も得て、エリシャを訪ねる事にした。しかし、将軍自らが訪ねているのに、エリシャは会う事もせず、使いの者に伝言した。それも手を置いて癒すのではなく、ヨルダン川で七回身を洗えと。 それを聞いて、ナアマンは激怒した。プライドが傷ついたのだ。王に重んじられている自分が、いとも軽く扱われた事に、プライドが許さない。自分はいっぱしと思い、人よりは有能な人間と思い、自分の思いに、神を従わせようとする態度は、ナアマンだけだろうか。 人間のプライドは、神の恵みと相容れるところが無い。神はナアマンに、真の救いを与えるがために、へりくだらせるために、そのところをあえて通された。難しい事を言われたなら、まだプライドが保てた。しかし、余りにも簡単で、又、人々の目にさらされる状況に耐えられない。 だが、しもべ達がナアマンに進言した。とにかく言われる通りにしてみたらいかがかと。彼はその忠言に耳を傾けた。そして、プライドを捨てて従った。するとらい病は癒された。あなたも今、プライドが妨げているだろうか。又、彼は怒りはしたが、結局、従った。その時に癒された。私たちも、御言葉に聞き、ただ神の御言葉の通りに従う時、癒されて行く。 ------------ 私達は自分を過信するが単純な御言葉にさえ従えない、かたくなで弱い者だ。ナァマンのように言われるまま、プライドを捨てるしかない所を通される時気づく。素直な思いでいつも御言葉に向き合いたい。