2010年12月07日(火)

「何事でも自己中心や虚栄からすることなく・・自分のことだけでなく、他の人のことも顧みなさい」ピリピ2:3


中世は天動説だった。惑星の軌道が膨大に複雑で理解不能だった。地動説を打ち立てたのがコペルニクスだ。天動説は地球を中心にして天体の動きを見ていた。だから理解出来なかった。しかし、地動説は、地球は太陽の周囲を回る小惑星だ。地球が宇宙の中心なのではない。そうすると、すっきりし説明がついた。

私たちの信仰生活はどうだろう。自分中心の価値観が、悩みと問題を生み、対人関係ではトラブって、ギクシャクし、あちこちで頭をぶつける。自らが問題を引き起こしている。まさに地動説だ。自分中心に世界が回っていると思い、又、周囲を動かそうとする。

そこにあつれきが生じる。うまく行かないと、相手が悪いと信じて疑わない。あの人、この人さえいなければ、人生快適なのに。しかし、相手はいっさい関係なく、問題は自分であり、自分の問題だ。自分中心の思考パタンだ。

相手のせいと信じて疑わないが、実は相手は関係ない。自分の心の状態の責任は、自分にある。まず自分の問題だと認めよう。相手がどうであれ、反応しているのは自分であるからだ。

キリスト中心に据える時、見方が変わる。相手しか見えなかったのが、御霊の光に照らされて、自らの高慢、自己愛、利己心、嫉妬心、愛の無さが見えて来る。そして、自由にされ、平安にされる。
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いつも同じような事でイライラさせられ躓いていないだろうか。イライラさせられているのではなくイライラしているのだ。自己中心に感じてしまい、その気分に呼応しそうになる時「主よ助けて下さい」と主を呼ぶことができますように。