2001年12月07日(金)

「彼女は声をあげて泣いた・・神がハガルの目を開かれたので、彼女は井戸を見つけた」(創世記21:19)


 気温が40度もある砂漠を観光旅行
していた女性、そよ風が吹いて心地い
いのだが、頭がくらくらする。
ぐったりして体力がないように感じら
れ、気力も失せて来る。
自分自身でも気づかないまま脱水症状
に陥っていたのだ。数杯の氷水ですぐ
に快復したが、ハガルもベエルシバの
荒野をさ迷い歩いた時、身体が弱って
いた。息子が死ぬのを見たくないと、
息子を潅木の木の下に置き自分は離れ
た。この時、ハガルはどんなに恐怖で
不安で、心細かった事だろう。
神は二人を憐れみ水を与えられた。
彼らの体力はすぐに回復し、力を取り
戻した。ハガルはこの時、神の憐れみ
に希望をも心に宿した。その時、荒野
はもう恐怖と不安の所では無くなった
新しい家になったのだ。私達も心弱り、
不安に怯える時、神は答えて下さる、
そして私達に同じ状況の新しい見方を
与えて下さる。
砂漠の状況の中でいのちの水を与えて
下さる。