2013年07月07日(日)

「あなたがたは、『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』とだけ言いなさい。それ以上のことは悪いことです」マタイ5:37


目の前のことを、強いられているように感じ、嫌々、しぶしぶ行な
っているだろうか。日常の様々な誘いや、頼まれ事・・「ノー」が言
えなくて、嫌なのに引きうけてしまう。本心は、「ノー」なのに、
良い顔をして「イエス」と言う。段々、心が辛くなり、重荷になっ
て来る。強いられて嫌々している。何の喜びも無い。断わるべきだ
ったと後悔する。

そして「ノー」が言えない自分に自己嫌悪となる。又、喜んででき
ない自分も責める。そして、恨みと怒りが相手に向かう。憎しみに
まで増幅して行く。辛い思いをするのは自分だ。問題は何か。人に
嫌われたくない、良い人だと思われたいから「ノー」が言えない。

又、相手が嫌な思いをするのではないか。それを自分が受け入れら
れない。「嫌々、強いられて」、相手の機嫌を取り、表面上問題は
無くても、そこに愛がない。喜びが無く、自分の心も虚しい。「嫌
われなくない、良く見られたい者です」と、あるがまま主に告げて、
「『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』とだけ言いなさ
い」、そうできるよう祈ろう。

1日は24時間であり、何もかも引きうけていたなら、自分に与え
られた御心を行なう時間が無い。主は、際限無く押し寄せる、目の
前の事柄のすべてに対応されたのでなく、父の御心を行なわれた。

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良く見られたい、嫌われたくない、そんな動機で、嫌々、強いられ
て行なっている事があれば、気づけるように。主のもとへ行き、心
の内を打ち明けよう。解き放たれ、御心を行えるようにして下さる。